RigExpert AA-230 ZOOM – 製品仕様
周波数範囲: 0.1 〜 230 MHz
周波数入力:1 kHz ステップ
特性インピーダス:25/50/75/100Ω
SWR表示範囲:
数値表示 1 〜 100
チャート表示 1 〜 10
R ,X 表示範囲:数値表示 1 〜 10KΩ、チャート表示 1 〜 1KΩ
画面表示
SWR =単周波または5周波
単周波SWR/RL/R/X/Z/L/C
SWR チャート= 100 〜 500 点
R, X チャート= 100 〜 500 点
スミスチャート=100 〜 500点
リターンロス=100 〜 500点
TDR チャート(時間軸反射計)
ケーブル=ロス及び特性インピーダンス
開放-短絡-負荷法による較正
メモリー:100スロット(SWRのみ可、TDRほかは不可)
RF 出力
端子形状 N
出力波形 方形波
出力電力 -10 dBm /50 Ω
電源
単四アルカリ電池 x 4本・・同梱
単四ニッケル水素電池 x 4本・・別売
連続計測時間 最大4時間、
連続アイドリング時間 最大2日
USB電源可・・PCモード時必須事項:−側端子/PCシャーシを大地アースに接続の事
インターフェイス
290×220 カラーTFT 画面
6×3 キーパッド
多言語メニューとヘルプ
PCとUSB 接続可能
外形寸法:82 × 182 × 32 (mm)
環境温度:0 〜 40 ℃
質量:236 g
保障 購入日より2年
GTIN-13: 4820185420082
RigExpert AA-230 ZOOM はウクライナ製です。
製品仕様はお断り無しに変更することがあります。
RigExpert AA-230 ZOOM 動作説明
次はリグエキスパート AA-230 ZOOM アンテナアナライザーのブロック図です。

このアナライザーの「頭脳」は、STM 32-bit RISC マイコンです。このマイコンで動作周波数500 MHz の2相正弦波発振器AD9958 DDSチップを制御します。2つの信号をローパスフィルターに通した後、波形成形処理をして、LVDSレベルの2相の方形波を生成します。測定対象のパラメータを測定するのに、単純な構成かつ周波数特性の良いリターンロスブリッジを採用しました。スイッチによりブリッジの対辺の信号を交互に取り出します。スイッチされた信号と第2相の信号を混合し1.5KHzのオーディオ帯の出力信号を得ます。この信号は1.5KHzのバンドパスフィルターを通過後、16-bit ADCによりデジタル変換され後続のマイコンに入力されます。290×220 ドットカラー TFT 液晶画面と 6×3 キーパッドはマイコンに直結されています。外付けフラッシュメモリーの容量は4 MBで測定結果のデータを収納します。USBインターフェイス・チップによりPCとの接続を実現しています。
ブリッジの詳細
下図は抵抗ブリッジとミキサーの接続図です。

CPU 制御のスイッチはブリッジの片側の信号をミキサーに供給します。負荷が純抵抗の50 Ωの場合、ブリッジはバランスしスイッチの位置にかかわらずスイッチの出力は同一値になります。 これによりアナライザーの校正は不要になり、非常に精度良く SWR=1に近くになります。
同梱品リスト
- リグエキスパート AA-230 ZOOM
- N-M変換コネクター
- ソフトケース
- USB ケーブル
- 取扱説明書(日本語/英語)
- 単4アルカリ電池4本
RigExpert AA-230 ZOOM ダウンロード
AntScope2
Flash Tool
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Windows 用、インターネット経由で最新版ファームウェアに自動更新します。
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MacOS 用、インターネット経由で最新版ファームウェアに自動更新します。
ユーザーズ・マニュアルとソフトウェア・マニュアル: